不確定なベクトル量

昔の私が書いていたというブログというものを、今の私もしてみようと思って、書いている。

ブログを再開してみた

久しぶりに記事を書いてみます。最終更新から4年ぶりです。

書くに至った経緯はいくつかありまして、

  1. 前々からブログを再開したかった
  2. たまたまある人のブログを見て、自分も久しぶりに書いてみたいなと感じた
  3. このブログが私の自己紹介にならないかなと思った

の3点が今回更新のモチベーションになっています。

今も本当は読みかけの本を読みたいのですが、一度やる気になった時に始めないと一生ブログを再開できなさそうでしたので、今ざっと書いてみます。

 

普通なら1番から経緯を説明するのが筋だと思いますが、今回はあえて3番から説明していこうかなと思います。

3. このブログが私の自己紹介にならないかなと思った

極めて単純で、"私の良さ"はおそらく一度では伝わらないと思っているからです。

"私の良さ"ってそもそも何なのかという話ですが、"よくわからないところ"だと思います。

"よくわからないところ"というのはいろいろな要素からできているようで、主に私の価値観や人に接するときの態度、文体、趣味・志向などから構成されています。

私もよくわからないのですが、これらが合わさって「私らしい」というみんなが共通で感じている雰囲気ができているそうです(友人談)。

おそらく共通的な感覚は持ちつつも時々ズレた感覚があり、頼まれごとや遊びの連絡は引き受けがちだけどマイペースなところがあり、遊びの企画をしたり幅広い人と交友を持とうとする一方で普段は一人でいることを好んだりするところが"よくわからない"所以だと考えており、この「私らしい」部分は割と多くの人から好まれているように思えます。もちろん好まない人もいることは感じていますが。

ただ、この「私らしい」部分は一度会っただけでは伝わらないらしく(伝わるケースもありますが)、一期一会になりそうな人に、本当は私を好んでくれる可能性がある人に、私を誤認してもらいたくないなと思ったのが、このブログで自己紹介を始めようと思ったきっかけです。

たとえば、2時間飲みに行ったとして、お互い初対面だから当たり障りない話をして終わった場合、それは相手に興味を持ってもらえずに終わるわけです。

でも、変な行動に出ればそれで相手からの印象が悪くなる可能性が高い。

それならば、私のブログを見て私の人となりがわかるようになれば、もしかしたら気の合う人と仲良くなる可能性がある。

そう思って、自己紹介を兼ねたブログを作っていければいいのかなと思っております。

 

2. たまたまある人のブログを見て、自分も久しぶりに書いてみたいなと感じた

Twitterのフォロワーの方でブログを時々更新されている方がいるのですが、その方の記事を久しぶりに読んでて、自分と同じような価値観を持っているのかなと思ったからです。

かといってその方のコメント欄に何か書こうとはならなくて、逆に私も同様の発信を行おうかなと思ったから、今このように駄文を書いています。

おそらく発信できる人は受信もできる人である場合が多いので、私も発信すれば、何か思うところがいろんな人の中に芽生えるのではないかなと思って、久しぶりに更新してみました。

 

1. 前々からブログを再開したかった

ブログを再開したかった理由ですが、生活を一新したかったからです。

20歳を超えたあたりからみんなが感じているのではないかと思うのですが、話の話題が会社(学校)の話か恋愛・結婚の話になるんですよ。

まあそれも仕方ないことで、共通して話せる話題ってそれらしかないから必然的にそうなってしまうんですよね。

逆に僕が最近読んだ本の話をしたり、最近見た美術品の話をしたところで誰も興味を持っていないから聴くわけないんです。

そうなると自分で思うところがあった時に、その気持ちはどこにぶつければいいのか?

Twitterは正直短すぎて伝えられませんし、そもそもTwitterは短く気持ちを伝えるツールという印象が強いですので不適だと思います。

そうなると、昔好き勝手に書いてたブログに書くか、と思ったわけです。

共通の話題以外を発する場が欲しい。

別に見てもらわなくてもいいんです。結局興味のあることへの話なんて真剣に聞いてもらう必要がありませんから。

でも人の貴重な時間を奪ってまで他人には無益な話をするぐらいなら、ここで自由に思ったことを書いた方がいいのではないか。

ちょうど私用で文章書く機会が文通以外になかったので、文章を書くリハビリとしてもブログ始めるかとなりました。

 

なんか書いててまとまりがないなと思いましたが、今回は話しているときのように書いてみようとおもってましたので、校正もせずこのまま記事にしようと思います。

いくつか書いてみたい記事があり、それらを書くときにはきちんと構成を考えて書いてみる予定です。

 

とりあえずはこの辺で。

これから私がブログを書くきっかけになればいいな。

確認用

院試勉強で使う予定の(もしくは使っている)本を書きだしたものです.

自分の勉強の確認用に使います.

 

物理化学

アトキンス物理化学 上下

理工系基礎レクチャー 物理化学Ⅰ

入門化学熱力学

基礎 物理化学演習Ⅰ-原子・分子の量子論

光化学ー基礎と応用ー

 

無機化学

基本無機化学

シュライバー・アトキンス無機化学 上下

セラミックスの化学

無機機能化学

 

有機化学

マクマリー有機化学 上中下

有機化学演習ー基礎から大学院入試までー

電子の動きで見る有機反応のしくみ

 

高分子化学

基礎高分子化学

高分子化学ー基礎と応用ー

 

分析化学

入門機器分析化学

ベーシック 分析化学

溶液内イオン平衡に基づく 分析化学

基礎から学ぶ有機化合物のスペクトル解析

 

電気化学

電子移動の化学ー電気化学入門ー

ベーシック 電気化学

エッセンシャル電気化学

 

化学工学

入門 化学工学

 

表面化学

界面・コロイド化学の基礎

ベーシック 表面化学

分子レベルで見た触媒のはたらき 反応はなぜ速く進むのか

majikoさんへの返事

初めまして.コメントありがとうございます.

結論から申し上げますと,どちらがいいという判断は僕にはできません.

お子さんの人生に関わることですので,最終的にはお子さんの意見を尊重するのが,誰にとっても後腐れないと思います.

ですが,いくつか思うところはあるので,それについてはいくつか述べさせていただきます.判断材料になれば幸いです.長文ですが,ご容赦ください.

 

まず,僕についてですが,僕の場合は親からしきりに高専を勧められていた覚えがあります.高専という学校を知ったのも親からだったと思いますし,とりあえず高専オープンキャンパスには行ってくれと言われたのは覚えています.

僕はオープンキャンパスのとき,「ここで勉強したい」と思って高専受験を決意しました.個別指導の塾に通っていたので,カリキュラムも高専受験用で勉強を進めていました.

しかし,塾の先生からは普通高校に通った方がいいと言われていましたし,実際,授業で公立高校の問題も解いていました.

中学校の担任からはどちらがいいとは言われなかったと思います.

結局,高専に進学し,大学に編入学するのですが,親の勧めは正しかったと思いますし,一方で塾の先生の言い分も正しかったと思います.

 

次に,大学入学へのルートですが,高専→大学と高校→大学は一長一短だと思います.

やはり高専は「エンジニアを育てる学校」なので,最初から大学を目指して入る人には生活しづらい学校かと思います.最初から大学進学を考えている人はわずかしかいません.

自由な校風ゆえ,それに憧れて入学してくるような人もいますし,低学年の時は授業時間も少ないですので,みんなやりたい放題やっています.

勉強するのはテスト前だけ,授業外の勉強なんてもってのほかという空気があって,昼休みに勉強するのがつらかった記憶があります.

その点,普通高校ではみんな大学進学を目指しているので,多少の自習は何とも思われません.むしろ切磋琢磨して勉強していると思うので,高専生とは比べ物にならないくらい勉強はできるようになります.ここは大きいと思います.

 

では,高専の強みは何かというと,そのカリキュラムにあります.

高専は高校と違って学習指導要領がないので,生徒(高専や大学では学生)に対して何を教えてもいいのです.つまり,低学年の時から大学の内容を教えてもいいのです.

これは僕の意見ですが,高校で習う理科の内容,特に化学や物理は,無駄な内容が多くて,むしろ大学の内容を先に教えてしまった方が,理解もしやすいし,一生涯使えるので,この点は高専の方が有利だと思います.

高校生は”受験用の”化学や物理を”受験のために”3年間勉強していますが,高専生は”一生涯使う”化学や物理を5年間学ぶので,ここは高専の大きなアドバンテージだと思います.

また,高専では実験が多く,さらに5年生の時には卒業研究という”研究”をやります.実際に実験を行ったり,結果についていろいろ考えたりする経験は,これもまた理系の道を進むにおいて貴重な経験になります.

大学での学生実験は,高専での学生実験と比べてだいぶ緩いですので,やはりこれも高専のアドバンテージだと思います.

 

受験に関してですが,おそらく誰もが編入試験の方が楽だと思っているはずです.

実際,一般入試だとセンター試験(理系科目だけでなく文系科目も)を経て二次試験があるのですが,編入試験だと二次試験だけです.試験内容も編入試験の方が簡単だと(僕は)思います.

しかし,上位の大学を受験する場合,編入試験では高専での成績がある程度良くないと受けられなかったりします.旧帝大だと大体クラスでの成績が上位1~2割に入っていないと受験できないと思ってください.

 

勉強内容については,高校生は理系の内容だけでなく文系の内容(英語も含む)もちゃんと勉強しているので,大人になった時に高専生と差が出てくると思います.僕も今痛感していますし,おそらく塾の先生たちが普通高校に行った方がいいと言っているのは,幅広く万遍なく勉強した方が後々いいからだと思います.

編入の方だと,試験問題が「大学2年相当の勉強ができるか」を見るものなので,合格できるということは大学2年までの勉強がちゃんとできるということになります.つまり,(失礼ですが)大学で,一夜漬けで試験を乗り切ってきた人よりは勉強ができることになります.

また,編入の場合は編入試験用の塾がありませんので,自分で勉強する必要があります.

 

大学生活についてですが,大学生は入ってすぐに自由が与えられます.高専では高校1~2年の時に自由が与えられて,高校組は大学1~2年で自由が与えられると思ってください.

高校組は低学年時の気分が抜けずに3年に上がってしまいますが,高専生は3年から入学なのでやる気がある場合が多いです.

 

しかし,僕は高校→大学の最大のメリットは「大学1年から入学できること」にあると思っています.

高専生は高校1~2年の時に自由が与えられ,高校組は大学1~2年で自由が与えられると述べましたが,個人的な見解では大学での2年間の方がよっぽど有意義だと思います.

高専で自由が与えられてもやれることはたかが知れていますが,大学だと旅行にしても,部活やサークルにしても高専と比べてスケールが違います.九州一周をバイクでやる人もいれば歩いてやる人もいますし,語学勉強の成果を試すためにその国に旅行したりする人もいます.部活やサークルも大学だと国内各地の大会に参加しているようです.

人生での自由な時間をどう使ったかでその後の人生に大きく影響してくると思いますので,この点は重要だと思います.

また,大学3年からだとクラスやサークルなどに馴染むのが難しい場合があります.僕の場合はクラスには何とか溶け込めましたが,サークルに関しては難しそうだったので最近は顔を出していないです.さらに内部生の中には大学受験の辛さを知らずに3年から突然入ってくる編入生が気に食わないという人もいます.そういう人とは仲良くなれないと思います.加えて3年次編入だと他の学部の人との交流がほとんどないので,他学部の友達を作るのが難しいと思います.人生において人脈(というか人と人との出会い)も大事ですので,ここの折り合いをどうするかも編入するかどうかの決め手になってくると思います.

 

長くなってきましたのでまとめに入りたいと思います.

一概にこうだとは言えませんが,やりたいことがあって,それに向かって一直線で勉強するのであれば高専,幅広くいろんなことに取り組んでいきたいのであれば大学といった感じかなと思います.

どの経路をたどっても就職時に影響は出ないと思います.一般的に(企業だと)学歴は(高校や高専ではなく?)学部時代の大学を見ているらしく,また面接では人柄を見ているそうです.

ただ,どちらにせよ,科捜研を目指すのであれば,誘惑に負けずにそこそこの勉強はやっていく必要があるとは思います.

あとはご長男の学校生活や,高校から大学に入った人の話を聞いて総合的に考えてもらえればいいと思います.

回答としましては,無理ではない,という回答になると思います.あとは本人の適性によると思います.

 

K高専の生化もM高校もどちらもレベルは高いので,高校受験頑張ってください.

量子力学の勉強について思うところ

前回の更新から1か月近くが経ってしまいました.6月頭に更新する予定だったのですが…

 

進捗はというと,何一つ終わっていないです.分子シミュレーションの勉強は進めたので,一応一つは達成しているんですが.

何か面白いものを見つけるとそちらに走ってしまう性分で,計画を立ててもその通りにできないんですよね…

まあ,Rietvelt解析の勉強を終わらせるのは相当時間がかかりそうですね.今日やっとネットに落ちていた資料を読み終えたんですが(当初の目標だったやつ),これだけわかっても勉強終了とはいえそうにないので.

次回の更新までには有機化学ぐらいは終わらせたい.

 

最近は熱力学と量子化学をやっています.いわゆる物理化学に手を付けています.

熱力学は割とスムーズに進んで,一応一通りは復習しました.

自分は熱力学(特に化学熱力学)は好きです.何が重要で,何が定義や公理的なもので,どういう流れで議論が進むかがわかりやすいからです.

 

一方で量子化学量子力学)は何度勉強しても「身についていない」って感じです.

量子力学は春休みにそこそこ勉強したんですが,それでも本の流れを説明できるまでは勉強が進んでいなかったようです.今回再び量子力学の本(小出さんの本)を紐解いてみたんですが,なるほどと思うところがいくつかありました.

自分なりに量子力学が理解しにくい理由を考えてみたんですが,やはり「数学的な技術」が理解を妨げる原因の一つだと思いました.

普通の量子力学の教科書は微分方程式線形代数さえ知っておけば一応は読めるんですが,式変形の際の計算が煩雑なため,そちらの計算に気を取られて本筋が理解できなくなるんだと思います.

かといって文章だけを追っていっても,実際必要な式を導出したい時に「どうやって導出するんだっけ」ってなって,結局唐突に出てくる式を飲み込んで理解するしかなくなってわからなくなるんだと思います.

一次元調和振動子や水素原子の波動関数はいつも本を見ながらやっています.でないと一人では導出できない…

量子力学って,量子条件と波動方程式だけ(?)が重要で,あとはシチュエーションごとに波動関数を導くってだけなのに,なんでいつも本を見ながら勉強しないといけないのか,自分でも不思議です.

 

とりあえず,6/21ぐらいにまた更新したいけど,できるかなあ.それに目標立てても,最近帰る時間が遅いし,帰っても本読んでて勉強はあまりしないし,結局やらなさそう.

でも目標を立てておく.一応目標を立てて,その内容を常に頭に入れておくことは大事なので.

 

・化学熱力学の勉強(電気化学,表面化学の方への応用まで広げたい)

量子化学の勉強

・高分子の勉強(主に物性に関するところ)

有機化学(やらなそうだけど)

 

あ,最近これ買いました.自主的に勉強(一人自主ゼミ)していこうと思います.

不完全性定理

不完全性定理

 

 

メモ

最近、毎週何かしらの発表をやってる気がする。
そのおかげで発表資料を作るのにかかる時間が日に日に短縮されているとは思うから、まあ良しとしよう。

昨年度と自主ゼミといい、論文紹介といい、自分は何かを読み込んでそれを自分のものにして発表するのが苦手みたい。
このスキルは絶対に必要なものだから、
練習を重ねて身につけたい。
具体的には発表資料を作った後に発表練習をするとかかな。
6月には輪講で発表するし、その時には絶対に失敗したくない。

5月中に終わらせること
マクマリー再読終了
高分子の教科書を読了
分子シミュレーションの勉強
リートベルト解析の勉強を終わらせる